30年以上も前に発明されたこのシステムは市場に出回っている多くの折り畳み自転車に採用されおり、そのシステムの完成度の高さは世界中のマーケットによって実証されています。3ステップでできるだけ簡単にさらに軽く、そしてもっとコンパクトに。システムの基本はそのままに、改良・進化を進める事によって、DAHONは折り畳み自転車というマーケットの中で今の地位を確立することが出来たのです。
新たな折り畳み機構として2007年に開発されたこのシステムは6mmのアーレンキー(ヘキサゴンレンチ)1本で非常に簡単に折り畳む事が出来ます。フレームの2カ所のロックボルトを付属のアーレンキーで軽く180度回転するだけで、折り畳みの固定と解除を行う事ができます。ロック時の固定力は非常に強く、レバータイプのヒンジよりもスマートで軽く、間近で見なければ、どこで折り畳むのかを見分けるのさえ難しいほどです。また、レバータイプの折り畳み自転車に危惧される、ガタ付きや捻れ感なく安定した走行を楽しむ事ができます。
Dr. Honは一番最初に手がけた折り畳み自転車で、元来の自転車フレーム設計を逸脱したシートチューブを後方にオフセットするという手法を用いました。 こうすることによって、身長の高いライダーにも対応できる長いシートポストをシートチューブの中にすっぽりと収めることが可能となりました。今日新たに折り畳み自転車を手がけるデザイナー達は、ほとんどがこの方式を採用しています。
Lock Jaw Folding テクノロジーを持つMidtownミニ・フレーム・プラットホームは、折り畳み自転車の設計に革新をもたらしました。このスーパーコンパクトダイアモンドフレームは折り畳み自転車フィールドにおいて他車を凌駕する剛性を誇り、走行性能に妥協を許さないライダーに喜びを与えます。
DAHONが開発した中で最強かつシンプルなフォールディングヒンジ。磨き上げられたステンレス・プレートがその耐久性を物語っている。これは、無垢のステンレス製V型クランプを採用することで折りたたみヒンジ接合部分の面積を最大限に広げ、ヒンジに求められるあらゆる性能の向上を実現したもので、同時に、ステンレス製クランプと真鍮製の軸受けにより耐久性も著しく向上しました。
ロック状態では非常に強固な保持力を誇り、人間工学に基づいたレバーのデザインとそのレバーの内側にすっきりと収まる調整式テンションロッドの恩恵で、驚くほど簡単に、そしてスムーズに折り畳み作業を行って頂けます。
ラティスフォージドヒンジは冷間鍛造技術とCNC切削技術を駆使して幾度ものテストを繰り返し、高い衝撃耐久性と軽量化を実現させたDAHONの折り畳み機構を代表するテクノロジーです。
Offset Bottom Bracket仕様ではない折り 畳み自転車に対して、Support Bracketを 装着させることにより、折り畳んだ際に 地面にチェーンリング等を緩衝させずに スマートに自立させることが出来る。
ボトムブラケット(B.B)の剛性はペダリング の効率に大きく影響を与えます。B.B位置 の最適な設計によりB.Bとフレームの接する 面積が飛躍的に増え、力の伝達効率が 格段に良くなりました。
VROハンドルバーシステムは、ワンピースT型 ポストとハンドルバーをポジション調整可能 な2本のVROステムで固定する事により、 完璧なライディングポジションを作り出せる コンパクト且つ軽量パーツです。
グリースフローによって、従来よりも飛躍的に簡単且つ確実な グリスアップが可能となり、ヒンジの滑らかな動きを維持することに 成功しました。これは、ヒンジに注油口を設け、溝のついた軸ピン と一体化させたことによる もので、市販のグリスガンで グリスを注入すると軸ピンの 内側の溝を通り奥まで浸透 するという画期的な技術です。
このオートロックの採用で、折り畳みヒンジ 部の安全性がより高まりました。自転車を 折り畳み、レバーを閉じたときに自動的に ロックします。単純でありながらも安全性を サポートするシステムです。
リムが小さくなるにつれて、スポークの固定角度が変化します。 16もしくは20インチのホイールにエンド幅100mmのハブを組み 合わせるとスポークの角度が過大となり、ホイールの性能が 低下します。この問題の解決法としてエンド幅7 4 m mの 小さいコンパクトなハブを開発し、折り畳み自転車の業界に 革命を起こしました。
ラディアスハンドルポストはDAHONが誇る フュージョンテクノロジーにより、フォークから フレーム、ステムへと滑らかにつながるデザ インを可能にしました。また、折り畳み構造の 中心となるカップリングシステムは、強固な 固定強度が得られる「InSide™」ロッキング メカニズムを採用する事で、折り畳みステム としては考えられる最高の性能を有しています。
ハンドルポストの中央部に設けられたクイック レバーによってワンタッチでハンドルポジ ションを最大140mm幅で上下に変更できる 可動式ハンドルポスト。ステム内部の溝が ハンドルの左右への回転を防ぎ、折畳み 自転車に求められる安全性と操作性を 両立させています。
折畳み自転車のヘッド周辺はその長い ハンドルポストの影響で、どうしても負荷が 集中してしまいます。DAHONは、マウンテン バイクやロードレーサーなどに見られる 「スレッドレスステム」をさらに進化させた 「フュージョンテクノロジー」の採用によって、 見た目の美しさもさることながら、フロント 周りの剛性を30%以上も高めました。
標準的なクイックレバーよりもレバーを少し 長くすることによって、より小さな力でシート ポストを固定することが可能となりました。 スマートなデザインに、固定強度も増し、サドル の高さ調節を簡単にします。
ヘッドパイプに3穴ブラッケットが溶接され、DAHON純正ラゲッジト ラス(別売り)を装着すればDAHONのアクセサリーの他、この システムに適合する市販の バスケットなども取り付ける ことが出来ます。
自転車を折り畳んだ時、前後輪が離れない ようマグネットで固定され、車体を持ち上げ てもぶらつきません。これは単純ではあります が、DAHON独自の非常に巧妙なシステム であり、輪行の際に活躍すること間違い ありません。